「高校卒業」と「高卒認定」は別モノ! 通信制の学費もまとめてみた【高校探し④】

「高卒資格」と「高卒認定」の違いに気づいて、なるほど!と納得した表情の母親(ふわり)のイラスト 不登校・教育

こんにちは、ふわりです😊
ご覧いただきありがとうございます。

高校探しシリーズの4回目。

前回は通信制高校の仕組みや入学条件についてまとめました。

今回は、「高校卒業資格」と「高卒認定」の違い、そして気になる学費についてまとめています。

高校の卒業条件

まず、高校を卒業するために必要な条件はこの3つ。

全日制でも通信制でも、基本は同じです。

  1. 在籍期間が3年以上
  2. 74単位の取得
  3. 特別活動30単位時間の取得(ホームルームなど)

同級生と同じタイミング(中学卒業の3年後)に卒業したい場合は、中学卒業年の4月に高校へ入学する必要があります。

「学年制」と「単位制」の違い

高校には「学年制」と「単位制」の2つの仕組みがあります。

  • 学年制

その学年で決められた単位を取れないと、留年になります。
全日制の多くはこの学年制です。

  • 単位制

必要な単位を積み上げて、合計で卒業条件を満たせばOK。
留年はありませんが、取れなかった単位は翌年以降に持ち越しになるので、卒業が延びることも。
(通信制の場合、持ち越しには単位ごとに、別途費用が掛かることが多いです。)

通信制高校の多くは、この単位制です。

つまり、もしある単位が取れなくても、もう一度その学年をやり直す必要がない。

取れなかった単位だけ翌年に再チャレンジすればいいんです。

これは不登校の子にとって、大きな安心材料だと思いました。

体調や気持ちの波がある中で、「全部やり直し」にならないのは本当にありがたい。

「高校卒業資格」と「高卒認定」って何が違う?

通信制高校を調べていると、「高卒認定」という言葉も出てきます。

似ているようで、実はまったく違います。

  • 高等学校卒業資格(高卒資格)

全日制・定時制・通信制のいずれかの高校を卒業した人に与えられる資格。
最終学歴は「高卒」

  • 高等学校卒業程度認定試験(高卒認定)

文部科学省が行う国家試験で、「高校卒業と同じくらいの学力がある」と認定するもの。
大学や専門学校の受験資格は得られますが、最終学歴は「中卒」のまま

ここが一番大事なポイントです。

高卒資格高卒認定
もらえるもの高校の卒業証書学力の認定
最終学歴高卒中卒
大学受験できるできる
履歴書「〇〇高校 卒業」 「高卒認定試験 合格」
取り方高校に在籍して卒業年2回の試験に合格

高卒認定は、大学や専門学校に進学するための「パスポート」のようなもの。
でも、大学に入っても中退すれば、最終学歴は中卒に戻ってしまいます。

不登校の子の将来の選択肢を広げるなら、通信制高校を卒業して高卒資格を取るほうが安心だと、私は感じました。

学費のリアルな話

通信制高校の学費は、学校によって大きく変わります。

知っておきたいポイント:

  • 国の就学支援金都道府県の補助金が使える(世帯収入による)
  • 学校によっては、パソコンやタブレットの購入が別途必要なことも
  • サポート校は学校ではないので、塾や予備校のような費用がかかる
  • 通信制高校+サポート校の場合、年間100万円近くになることも

学費については、学校の説明会やフェアで具体的に聞くのが一番です。

「就学支援金が使えますか?」と聞けば、丁寧に教えてもらえました。

まとめ ― 通信制高校は「逃げ」じゃない

ここまで4回にわたって、高校探しについて書いてきました。

通信制高校は「普通の高校に行けなかった子が行くところ」ではなく、
「自分に合った学び方を選べる場所」です。

全日制と同じ高校卒業資格が取れる。

自分のペースで通える。

留年がない。

不登校だった娘にとって、通信制高校は「逃げ」ではなく、「自分らしく進むための選択」でした。

子どもに合った環境を探すこと。

それは、前に書いた「子どもが自分らしく笑顔で生きること」につながっていると、今は思います。

参照元

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