実家で草と格闘する娘。変わったのは、娘じゃなく私だった

夏の終わりの庭で、軍手をして生き生きと草むしりをする娘と、一緒に手伝う母親のイラスト 不登校・教育

こんにちは、ふわりです😊
ご覧いただきありがとうございます。

前回、娘が「ウチも一緒に行く」と言ってくれた話をしました。

今日は、実家で過ごした1週間のお話です。

軍手をして、草と格闘する娘

10か月空いていた実家の庭は、すっかりジャングルでした。

9月後半、まだ暑さの残るなか、

娘は軍手をして、伸びきった草とひたすら格闘していました。

いやいや、ではありません。

むしろ夢中で、楽しそうだったんです。

家ではゲームばかりだった娘が、久しぶりに体を動かしている。

その姿が、なんだか新鮮でした。

「役に立つ」という居場所

移動中も、娘はよく動いてくれました。

お祖母ちゃんと手をつなぎ、体を支え、荷物を持つ。

私と夫が役所の手続きで出かけている間は、
お祖母ちゃんのそばで、一緒にゲームをして過ごしていたそうです。

学校では「何もできない自分」に罪悪感を抱えていた娘が、
ここでは「誰かの役に立っている」。

それは、娘にとって久しぶりの「居場所」だったのかもしれません。

何も言わない、祖父母

実は、娘がのびのびできた理由が、もうひとつあります。

お祖母ちゃんは、夫——つまり自分の息子の不登校を経験しています。

だから「しんどい時は、そっとしておきなさい」というスタンス。

娘に「学校はどうするの」なんて、一切言いません。

そして、施設にいるお祖父ちゃん。

コロナで直接は会えず、電話で話すくらいでしたが、

元・高校の英語の先生で、学校に来られない子たちを見てきた人でした。

だから「無理なものは無理」を、よく分かっている。

急かさない。問い詰めない。

そんな祖父母のもとで、娘は肩の力を抜いていられたんだと思います。

旅行みたいな1週間

ちょうど観光シーズンで、街には人がたくさん。

平日の昼間に中学生が外を歩いていても、誰も気に留めません。

人の目を気にして、家のカーテンも開けられなかった娘が、

外を歩き、外食を楽しみ、のびのびしている。

まるで、ちょっとした旅行のようでした。

帰ったら、元通り。でも——

そして1週間後、大阪の家に帰ってきました。

正直に言うと、娘は元通りでした。

また、家でゲームをする日々に戻ったんです。

でも——変わったことがありました。

私です。

同居していた義母のプレッシャーから解放されて、

私のピリピリが、すうっと消えていったんです。

すると、家の中の空気が、ふっと明るくなりました。

今思えば——

子どもを変えようとするより、

親である私の心がほどけることの方が、

ずっと大事だったのかもしれません。

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